3週続けて、
映画、るろうに剣心を観にいっています。
るろうに剣心の漫画は、読んだ事がなく、
映画を観るのも今回が全く初めて。
今週末より、最終章が始まりますが、
その前に、前作3作が再上映されたのですね🎬
るろうに剣心、幕末、明治維新の時代が舞台。
時代劇って(と、るろうに剣心を言ってよいのか、
わからないですが)多いな、と、私が思うのは、
主人公がヒーローとして描かれるもの。
バッサバッサと鮮やかに敵を切っていき、
それが格好良く見えたりするものが多い。
るろうに剣心は、
そういうヒーロー的要素とは違い、
剣心の内面の苦悩を描いたり、
敵側は、悪者ではなく、
そこに、剣心と同じ人間としての
良さ悪さが見え隠れしたりする。
また、刀で切っていったのは、
悪者という、モノではなく、
血肉の人間なんだと見せてくれる。
切って、刺して、血を流していく、
残酷さもしっかりと描かれる。
悪いものは、潰せばいい、切ればいい。
良いものが勝ち、悪いものが負ける。
という物語とはちょっと違う、
と感じさせてくれた。
敵だろうが、味方だろうが、
好きだろうが、嫌いだろうが、
自分と同じ血の通った人間が、
自分以外にもいるだけなんだ、と教えてくれる。
まあ。ある意味、当たり前なんだけれども(笑)
切られた側にも家族と生活が。
切った側にも大切な人達との人生が。
片方だけが良くて、片方だけが悪いなんてなくて。
大きく時代が変わりゆく時、
そのうねりのエネルギーが大き過ぎて、
たった1人の小さな手や心では
何も出来ないような、
何も変わらないような気がする。
でも、それでも、
自分を大切にするように人を大切にする。
人を大切にするように自分を大切にする。
その当たり前な事がとても大切なんだ
と、映画を通して感じました。
今週末から、新たな、るろうに剣心が始まります。
「恋つづ」みたいな、
キュンキュンする感情を味わえる
恋愛ドラマを見ながら(笑)
片方では、
シリアスな血を流すようなものを見る😅
どちらも全く違うジャンルだけれど、
どちらも大切なメッセージを感じます。
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